TOP

臨床研修評価システム(Resisment:レジスメント)とは

厚生労働省の定める臨床研修に関する省令で、研修医は臨床研修病院で臨床研修を実施する必要があります。
各臨床研修病院の臨床研修プログラムの中で、2年間の臨床研修を行いますが、本システムは、その初期臨床研修における到達目標の管理、研修医からの評価と指導者からの評価、レポートの管理を容易に行えるシステムです。
到達目標や評価項目、設問項目は全てデータベースで管理され、院内ネットワークを通じてデータを共有、管理者からの進捗状況の確認、到達目標の集計等が容易に行えます。
また、研修医手帳を作成し指導する事となっていますが、本システムではタブレット端末を研修医手帳とし、研修医手帳に必要な機能はすべてタブレット機能に含まれております。入力したデータはサーバーで保存されるため、データの安全性(手帳の紛失)はもちろん、集計もリアルタイムに行えます。データは電子化されているので、データを変更すれば即時に手帳の内容も変わります。手帳の作成コストも不要です。


本システムの特徴

本システムの対象となるユーザーは以下の通りです。
  • 研修医
  • 指導医
  • 看護指導者
  • コメディカル指導者
  • 臨床研修管理者
  • 臨床研修事務担当者

研修医には研修医手帳の代わりにタブレット端末を使用し、日々の到達目標管理を行います。
手帳の内容は電子データの為、研修医手帳を作成する必要がありません。データの更新も容易です。

指導医は、評価依頼に対して、随時、PC画面より評価を行えます。
また、いつでも研修医の評価内容を閲覧する事ができます。

管理者は、いつでも到達目標の進捗状態を把握する事ができ、進捗が遅れている研修医に指導を行う事が可能です。
また、評価が残っている指導医に対しても督促状を発行する事ができます。

初期研修が終了すると研修医手帳は研修医に返却しますが、本システムでは研修結果をExcelシートで出力し、印刷した結果を研修医に配布し、元の電子データは長期間保存する事ができます。そのため統計的にデータを分析し、今後の研修に活用する事が可能です。
また、研修医の出身大学、後期研修先、専攻科目等の情報も登録でき、管理する事ができます。